【初音ミクDark】 NADIA 【オリジナル曲】 ←ニコニコ動画
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久しぶりの動画投稿です今某サイトではギターポップがブームの中で大変
誰得俺得なテクノトランスに仕上げてみた
基本的にツイッターとか投稿文で動画の説明とか宣伝しているのでブログには制作トーク的なものを書こうかと
制作環境
Windows 7Home Premium(64bit)
CPU Core i7 920(2.67GHz)
RAM 12GB
DAW Cubase 6
使用音源
Kontakt5
Battery3
NEXUS2
KLC-DE M1
Vocaloid2 初音ミクAppend(Dark)
エフェクト
Melodyne
Guitar Rig5
MDE-X
Ozone3
他Cubase標準エフェクト
[Kontakt5]
Evolve Mutation2を使用。イントロからのギターフレーズやドラム&パーカッションのバックトラックに使用
[Battery3]
ドラムに使用。ベタだけどVengeanceサンプルCD中心にドラムキットを組んでBattery3内部で音作り。基本的にBattery3内部FXではEQ、Saturator、Compで音を加工してマスターにComp&Limiter、シンバル系にセンドリバーブを少しといった感じで仕上げることが多い。
[NEXUS2]
メインシンセ。ピアノ、ベース、アルペジオフレーズ、トランスリフ、パッドとドラム以外の音の大半がこいつである。特にピアノはStagnationの頃からNEXUS2のピアノを使うことが多くなった。リアルさはそれほどでもないがとにかく音が埋もれない、オケに混ざった時の透明感が非常に好み。
[M1]
イントロから鳴ってるビキビキアシッドベースの正体。ポルタメントとかM1の仕様で存在しないんだけど妙に粘りのあるアシッドサウンドである。
[Vocaloid2 初音ミクAppend(Dark)]
Vocaloid 3インポート仕様。Darkの声質が好き過ぎる。歌い方がクセがつきにくく、母音のムラが少ないのでノーマルに比べてエディットが断然楽。ベタ打ちで一括パラメータ設定したあとに違和感がある部分を微調整程度で済んでしまう。
[Melodyne]
同人活動で曲提供&MIX担当してるときにCubase搭載のピッチ補正ツールVariAudioでやっていたら「ケロってる」とか「音おかしい」とか散々リテイク食らったので皆大好きMelodyne買ってみた。Melodyneぱねぇ。同等の作業内容と作業量で仕上がるクオリティの違いに泣いた。やっぱ高い専用ツールは性能が別物ですちなみに個人的に今まで触ったことのあるピッチ補正ツールでクオリティを比較すると
「Melodyne>>>>V-Vocal>>>>>>>>>>>>VariAudio」
くらい。V-Vocalはたまに正確にピッチ検出してくれないことがあったけど使いやすかったし音質もそれなりだった。
[Guitar Rig5]
名前からしてギターのエフェクトとしか思えないのにギター以外のエフェクトも優秀な総合エフェクター。特にヴィンテージコンプやリバーブ、ディレイが非常に良い。
Guitar Rig5内でエフェクトを選んで立ち上げる方式で、今回使ったのは↓
[VC 2A]
LA 2Aをモデルにしたコンプ。非常に自然で滑らかなかかり方をするが意図的に強くかけることで独特の潰れ感が出る。ボーカルトラックの最後にかけている。
[VC 160]
dbx160をモデルにしたコンプ。ガッツリ系で積極的に音を太くしたいとか潰したい時に使う。アシッドベースにかけて音の粒を揃えつつビキビキ感の強調を狙った。
[TRAKTOR'S 12 Delay]
TRAKTORというDJ向け機器のエフェクト。シンプルなパラメータと強烈な効きの良さ。ボーカルのセンドとして使用。
[REFLEKTOR]
コンボリューションリバーブ。Cubase搭載のREVerenceも悪くないが結構地味でサラっとしているのでウェットなリバーブが欲しいと思ってリバーブ探してたらこれになった。
[MDE-X]
KLC-DEに付属するKORGのマルチエフェクト。エンハンサーが好きでボーカルによく使う。特にVocaloidは低音が篭る傾向があるのでEQでスッキリさせる以外にもエンハンサーで高音成分を軽く上乗せする感じで使う。
[Ozone3]
マスタリングエフェクト。リバーブ、ステレオイメージャー、コンプレッサー、マキシマイザー、EQと揃っているが基本コンプレッサーとマキシマイザーしか使わない。曲のジャンルによってはマスターリバーブとしてリバーブを少しだけかけるが基本はマキシマイザーである。
ということで新曲で使用した機材ネタばらししてみた